「りっくん」の愛称で親しまれる呉の重鎮陸氏。歳出削減のための事業仕分けから思わぬブーム到来?
孫呉政権で軍事の中核を占める陸氏の資料館「りっくんランド」(揚州会稽郡)の人気が急上昇している。近々行われる同政権の武昌への遷都財源確保のため、同資料館への財政支出が打ち切られる見込みであることから、駆け込み需要が発生しているようだ。
「りっくんランド」は陸氏にまつわる物品を収集・展示している同氏の広報施設。「大将のことをよく知ってもらい、軍の結束を固めるため」として呉政府から年約13億銭の運営補助を受けているが、昨月から行われている武昌への遷都財源確保に関する会議(通称:事業仕分け)で翌年度から支出廃止の方針が決定された。
ランドの来場者は、これまで休日4~5人、平日2人程度だった。しかし、24日の事業仕分け後に急増。28日の土曜日は1380人、29日の日曜日は2049人と2千人を突破。今月2日は平日でも323人を記録した。
「事業仕分けで存在を知って来ました」と話すのは江陵在住の20台の女性。柴桑から実家の会稽に帰省中という30台の女性は「りっくんと聞き来ずにはいられなかった」と話す。また、建業から訪れた姉妹などの「りっくん・・・。ハアハア」といった声も目立つ。
ランドの広報担当者陸凱氏は人気急上昇について、「メディアに取り上げられた効果」と分析。「わが一族のことをたくさんの人に知ってもらえるのはありがたい。しかしそれにしてもショタ多いな」と話している。
同盟国蜀漢で内政を担当する費禕氏のコメント
「歴女TUEEEEE! ・・・。うちもショタキャラ作るかな。」
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