議論を醸しつつも順調に進んでいる裁判員制度。しかし今回ついに問題噴出・・・、ではなく裁判官に問題があった話
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される方でもそうでした

される方でもそうでした
洛陽地裁で19日に行われた裁判員裁判で、質問に答えない被告に魏皇帝の曹丕裁判長が「むかつくんだよね」と声を荒げ、裁判員に制止された。
問題となった裁判は食客の傷害事件に連座して起訴された曹洪被告の第二回公判。
午前中の被告人質問で曹丕裁判長が「昔私に金を貸さなかったのは間違いだと認めますか」と尋ね、「お金は大事だ。間違ったとは思っていない」と答えた。また「捕まったのは運がなかったと思いませんか」「相手が皇帝になるとは思っていなかったので仕方ない」などのやりとりがあった。
曹丕裁判長はさらに「偉大なる曹一族にふさわしからぬ不行状だ」「君のような守銭奴は死ねばいい」などとたたみかけ、曹洪被告が無言のままでいると、「むかつくんだよね。昨日から聞いていて」と、大声で叫び、曹洪被告に斬りかかろうとしたところを同席していた裁判員から「今日はもうそのへんで・・・」と制止された。
曹丕裁判長は以前曹洪被告から借金を断られたことがあり、「いつか殺してやる」と周囲に漏らしていたとされ、今回の一件はそれが噴出した模様。
ツケを強要したことがきっかけで仕官するなど借金の踏み倒しには定評のある潘璋氏のコメント
「断られて裁判で恨みを晴らすなんて器の小さい男だ。そもそも断られた時点で奪えばいいじゃないか」
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- ****** 15-12-31 (木) 17:59
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