- 2009-10-21 (水) 0:20
- 社会
暴虐な上官、飢饉と蝗の被害に喘ぐ食糧難など厳しい環境下に抑留されながらも、懸命に生きてその辣腕を振るった一人の男がいた。
資料写真:

不毛地帯 山崎豊子

不毛地帯 山崎豊子
彼の名は高順。
呂布という将軍のもとに抑留され、短絡的な行動をする上官を説得し続けた。辛酸を舐めながらも戦い抜いたが、呂布が曹操軍に包囲されて捕らえられると、部下である陳宮らとともに処刑されて生涯を終える。
不利な状況の中でも、戦場に赴けば必ず敵陣を陥落させる活躍ぶりで名をとどろかせた。一方で、一つ残らず落とすのは敵陣ばかりではない、などというさらなる賞賛もあるとか。
そんな彼の生涯を描いた作品が「フモウ地帯」だ。そのタイトルは言うまでもなく、過酷な境遇に見舞われたがゆえになった彼の至高の様子を象徴している。
過大なストレスが、いかに男性特有の悩みを生じされるのかが壮大なスケールで描かれている。
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- フモウ地帯、過大なストレスに頭を苛まれた男の物語 from 大漢通信